夫が自閉症スペクトラム。弟はADHDに学習障害。障害者支援施設での勤務経験や、発達障害の子どもたちの家庭教師をしていました。その経験を生かし、SNSで発信をしております。
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薬も飲んだし通院もした。陽の光を浴びて、背中をさすり、気がそれるよう楽しいこともした。けれどダメだった。変わらなかった。
そんな1年間を過ごし、翌年2019年、ある出会いから変わり始めたのです。
良くなったから、知ってるから、伝えたい。力になりたいです。
知らなかった選択肢
精神的に一緒に落ちてしまい、生理がこなくて困っていました。
将来妊娠したい!この状態ではダメだ!そうわかっているものの、一時的に過ぎない対処は嫌でした。かと言って、どうしたらいいか分かりませんでした。
心身を整えるのが最善なのは、自分がよくわかっています。けれど薬では治らないこともよく分かっていました。
よく目にするサプリなどの美容・健康製品は「〜するだけで良くなる」とか「飲めば痩せる」とか。そういうのはあまり納得できない。
そんなときに出会ったのがドテラでした。
「どんな素晴らしい美容健康製品よりも、まずはライフスタイルを整えてください」
この言葉に衝撃を受けたと同時に、とっても納得しました。
どの会社も製品を売らないと利益になりません。それなのに、製品アピールよりも先にこの言葉を言える会社は他にないと思います。
私は素直にライフスタイルを整えました。食事、睡眠、運動、溜めないこと。これだけでも身体は楽になりました。自然と整っていきました。
その上で、女性のために作られたブレンドオイルを使用。あっという間に生理がきて、トイレで叫んだのを鮮明に覚えています。体重もライフスタイルを整えていくことで、自然とゆっくり落ちました。
何より、自分のために、彼のために何をしたらいいかが明確になりました。
身体にも心にも作用する、植物の力は素晴らしいです。
矢印が変わった
私はドテラ に出会うまでは、自分にも彼にもなす術なしで、起きた状況にどう対処するかを常に考え、頭の中も高速回転。休む暇がありませんでした。
常に彼を気にかけ、でも自分に余裕はない。
だから矢印が常に彼の方を向いていました。
この矢印は、温かいものではありませんでした。余裕がないなか必死に向けた矢印は、鋭くかたく、柔軟性もありません。
そんな矢印を向けて返ってくるものもまた、温かい矢印ではないのです。頑張ってるのに、これじゃあ辛すぎます。
- 今日は何を使おう
- お腹が重たいときは〇〇って言ってたな
- 起きたらなんかだるい…これ使ってみよう
- イライラには…
自分に使いました。自分の体調や心を気にして、それに対して何をしよう?と優しくできるようになりました。
矢印を自分に向けたのです。
そうすると、温かい矢印を他人にも向けられるように変わりました。返ってくるものも優しく温かなものになりました。
そうやって、余裕を作っていきました。
毎週のスキンシップケア
アロマタッチテクニックというケアがあります。
彼と週に1回おこなう、大切な時間でした。
この施術は素晴らしいです。
心も身体も丸ごと整えてくれる、医師考案でエビデンスもあるけれど、家庭で誰でも大切なひとに施せるもの。
術を手に入れた後の人生
彼は8万円のフリーターから80万稼ぐパパになりました。
そうなんです。私たちは親になりました。私は生理トラブルが消え、妊娠出産を経てママになりました。
家を建て、家族3人穏やかな暮らしがあります。
彼は自分の意思を伝えられるようにもなりました。苦手な電話も、少しずつ話せるようになりました。
目的がないと外出はしたがらなかったのに、今ではとにかくお出かけがしたいばかり。
理想の生活に
二次障害を乗り越え、特性と向き合い、私生活、仕事、様々なことを同時並行で頑張ってきました。
彼自身の努力が運んだ結果です。
心から愛を込めて拍手したいです。
なにより、生きていてくれて本当に感謝しています。
すごく辛い相手に対して「生きていればなんとかなる」なんて軽い言葉はかけてあげられません。だけど、生きていてくれたらしてあげられることがたくさんあります。
理想の生活を手に入れられたのは、強い気持ちがあったからです。「変わりたい」「変えたい」という強い信念です。
私たちの経験は絶対に誰かの役にたつ
私は発達障害の理解を広めようと思っていません。
わからない人にはわからないし、わかる必要もないと思います。縁がない人もいます。だから、世の中に理解を求めるよりもまず、自分たちが生きやすくなるために情報をとり、笑顔を増やしました。
お子さんの将来に希望を抱いてもらえたり、何かのきっかけになれたり、誰かの心に届いたり、私が発信をする価値はそこにあると感じています。
私は人生も、一緒に歩む人も、やりたいことも、自分で自由に選択したいです。選ぶ権利は誰もが持っています。
ご相談は公式ラインやinstagramから♩
YouTubeでは、発達障害の夫と支援や生き方について発信しています。