女性の大敵、冷え。ほんっっっっとうに良いことなし。
- 腰が冷たい
- 手足が冷たい
- 頭痛・肩こり・腰痛
- 月経痛
- イライラしやすい・疲れやすい
これらに該当する方は冷え性です。
この記事では、冷えの仕組みについて簡単に解説し、その後具体的な実践法を10個シェアします♩
なぜ冷える?
私たち人間の体温は、全身に流れる血液が温かいから保たれています。
冷えは血行の悪さが大きく影響しています。
血液の流れを調節しているのは自律神経です。つまり、自律神経が乱れると血行が悪くなるということ。血行が悪くなると、温かい血液が全身に行き届かず身体が冷えてしまうのです。
自律神経が乱れているため心のバランスも崩れており、疲れやイライラといった心の負担を背負っています。
また、冷えている人に共通しているのが貧血です。身体を温めるために必要な血液が少ないと、全身に行き届かず冷えてしまいます。
女性は毎月生理で出血しているため、そもそも貧血になりやすいです。過多月経の人は特に、身体が冷えています。
血液量が減ることで内臓が冷え、機能低下に繋がり、血をつくる機能も低下。貧血から脱出しないと冷えは治らないので、まさに負の連鎖です。
また運動不足は筋肉量が少ないため、基礎代謝が落ちます。代謝が悪いということは血流も良くないということです。
冷えを改善するために必要なこと
- 身体を温める
- 血をつくる
- 血行を良くする
- 自律神経を整える
- 適度な運動
外的なアプローチだけでなく、内側からのアプローチが必要です。
いますぐできる!食
塩分と米を意識した食事
日本では昔から、米・水・塩を神様にお供えしていますよね。日本人にとって必要な3つなのです。
体温は米と塩気で高くなります。身体が温まることで内臓の機能が上がるため、良い血液がつくられます。すると胃腸の働きも活発になり、身体が活性化していきます。
平安時代に病が流行り、人々がバタバタと命を落としていったとき、梅干しを食べていた人たちは無事でした。風邪をひいたときに薬なんて必要なく、おかゆと梅干しで十分なのです。
日本の食文化は素晴らしいです。私はほぼ毎日、梅干し・味噌汁・ご飯が基本。あとはちょっとしたお野菜。
長くなるので詳しくは書きませんが、味噌汁はとても優れているので、女性には毎日飲んで欲しいです。味噌汁にお野菜をたくさん入れてしまえば、それだけで立派な一品です。
「減塩〇〇」という商品がよくありますが、塩を悪者にするのはやめましょう。
減塩が注目されるようになったのは、肉を食べている人が塩分を取り過ぎてしまうと血圧が上がるからです。
肉をガツガツ食べる人に塩気はオススメできません。ですが、そもそもお肉をオススメできません。肉は血液を汚すからです。経血がドス黒かったりにおいが気になる人は血が汚れています。
私は菜食がベースで肉をたまにしか食べないので、塩気のあるものをよく食べます。むくみませんし、血圧も高くありません。
ナス科・果物は時々にしよう
身体が冷えていたり、貧血の人は特に、果物・生野菜・ナス科は一旦避けましょう。ストレスに感じるほど気にすることはありません。けれど、知っておいてほしい。
「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがあります。ナスを妊婦さんが食べると身体が冷えて流産すると昔の人は教えられてきました。
ナス科の野菜は、じゃがいも・ピーマン・トマト・ナスなど。一度、「ナス科 野菜」で検索してみてくださいね。
果物は「果てる物」と漢字で表します。漢字には意味があるのです。
果物は体の中の塩分を脱いてしまい、貧血・冷えが悪化します。身体が冷えているというのは、身体の中心であるお腹が冷えているということ。つまり子宮も、膣もキンキンに冷たいです。不感・不妊・性交痛・生理痛などが起こって当然です。
外側から身体を温める努力をしたって、食べる物で私たちの身体はつくられているので、口から入れるものを変える方が効果があるのです。
酸味のある果物はまだ大丈夫。避けた方がいいのは、酸味がないものや、本来あるはずの種がなくなり糖度が高い果物。
大豆製品は食べ方を工夫して
「イソフラボンは女性ホルモンに似ているから女性は意識して摂ろう!」なんてよく聞きます。確かに女性ホルモンに似た働きをするのですが、良いことばかりではありません。
夏に冷や奴を食べますよね。「熱をとる」に最適でしかも即効性があります。大豆は栄養価が高いですが、身体を猛烈に冷やします。
「湯豆腐にすれば良いの?」と思ったりもしますが、大豆であることに変わりないので冷えます。
昔の人は感覚としてわかっていました。冷や奴にはネギや生姜などの薬味がのっていますよね。冷や奴に限らず、身体を冷やす食べ物は必ず温めるものと組み合わせて食べていたのです。
大豆は発酵させたものを食べるのがベスト。だから味噌や醤油は大丈夫。
納豆も発酵したものだけど、あまり良いとは言えません。藁でつくった天然の納豆菌ではないからです。
冷え性ならきのこは避ける
「食物繊維が豊富でカロリーも低いしダイエットに最高」と女性に人気ですね。私もきのこ類大好きです。
菌床栽培と言って、栄養剤やホルモン剤を使って育てます。ジメジメとした環境で人工栽培。陰陽の話で言えば、かなり陰性が強い。身体を傷め、体温は下がるばかりです。
いろいろ書きましたが気にしすぎることはありません。わたしが伝えたいのは、「世の中で良いと言われているものが本当に良いのか」自分自身で知ることです。どの視点でみた良さなのか、食は本当に大切で影響力が大きいからこそ、視野を広げて考えて選択しましょう。
少し準備が必要!温活
おまたカイロ
ミニサイズのカイロとハンカチ等があればできます。カイロをハンカチで包み、下着とズボンの間に挟みます。
冷えた膣を直接温められます。膣を温めることで下腹部周辺に向かう血液を温めることができ、全身が温まるのです。
生理のとき、カイロや入浴で下腹部が温まると痛みが落ち着いた経験ありませんか?冷えの影響は大きいです。
身体が冷えている人はおまたカイロが心地よく感じます。逆に冷えていない人はおまたカイロをすると熱く感じます。
理想は、おまたカイロがなくても身体が温かいこと。食事などの生活習慣とセルフケアで改善していきます。
生理用品を変える
薬局で購入できる生理ナプキンを使っている方がほとんどだと思いますが、タンポン、月経カップはまず選択肢から外してください。
タンポンは生理痛の原因です。排泄されるはずの経血を出口で食い止める蓋をします。しかし絶えず経血は出ています。それを排出しようと、子宮が一生懸命収縮するのです。
経血量が少なかったり、終わりかけだったり、こまめに変えられるならまだ良いですが、タンポンをするときって長時間つけたいときや量が多くて漏れが気になる人ですよね。海に行くときは仕方ないとして、基本的にはやめましょう。
月経カップは便利だと思いますが、衛生的にどうでしょうか。膣に入れて溜めた経血を出すために、月経カップを膣から取り出し、それをまた膣に戻す。在宅や専業主婦で都度お風呂で洗えたりするならまだしも、その方が面倒だとも思います。
紙ナプキンは身体を冷やすという観点からオススメできません。吸収ポリマーというものが含まれており、それが経血を吸収してくれています。排出された経血を吸ったあと冷えてしまうため、紙ナプキンは保冷剤になります。またこのポリマーは、生理のにおいの原因でもあります。
経皮毒の観点から、性器の吸収率はものすごく高いため、人工的な化学物質を当てるのはオススメできません。100%コットンならまだ安心ですが、農薬で育てた綿であれば安心できるものではなくなります。
布ナプキンをいちばんオススメします。温かいし、意外と紙ナプキンのときと持ち物はさほど変わりません。生活スタイルにもよるので、手軽にできる方法としては、紙ナプキンの上にガーゼ等を置くことです。経皮毒の心配が減ります。
どんな洗剤や柔軟剤を使っているかも重要です。オーガニックコットンの布ナプキン等に変えたとしても、人工的な洗剤で洗えばそれは経皮吸収されます。生活をシンプルに変えていく意識が必要です。
生理用品がなかった時代は経血コントロールができていました。その時代の女性が今の生理用品を見たら、きっと赤ちゃんのオムツにしか見えないでしょう。便利になり、経血を垂れ流すようになると、尿漏れの悩みを持つ女性が増えました。老人になったとき、完全にオムツです。
現代は子どもを産む女性が少なく、生理がくる回数が昔の女性よりも多いです。少しでも快適に過ごせるよう、ちょっとしたところから変えてみましょう。
経血量が多かったり生理痛が酷いと経血コントロールは難しい。わたしはそこを整えてから、経血コントロールができるようになって、生理がびっくりするくらい楽…感動です。
下着を変える
身体を温めるには、循環力をあげることが大切。血行を良くしないとね。
可愛い下着は、鼠蹊部を締め付けるものがほとんど。黒ずみの原因は下着にもあります。血流が滞り、流れる血液量が減る原因です。また布の面積が少なく、冷えやすいです。そして素材もナイロンのツルツル。通気性が悪いのでおりものが増える原因でもあります。
通気性がよく、すっぽりと包み込んでくれる下着がベスト。鼠蹊部が締め付けられないという意味ではボクサータイプもオススメ。綿素材がいちばんです。
ボクサー寄りだけど、全然可愛い。
オススメの下着があればシェアしてください♩
自然の力を活かすアプローチ
ぽかぽかクリーム
丹田に塗るクリームです。生理トラブルにも◎
足裏にオンガード
体温が1度上がるだけで、免疫は爆上がりします♡
私たち人間は、毎日物凄い数の癌細胞がつくられています。それでも癌にならないのは免疫が働いてくれているからです。体温が高ければ癌細胞は死んでいきます。
体温が上がることは良いことばかりなので、身体を温める作用を持ったブレンド、オンガードを毎日足裏に塗ります。
シトラスバスソルト
シトラス系は、身体を温める作用というよりは循環や排泄を促す作用があります。結果、身体を温めることに繋がります。
願望実現の魔法の法則
魔法をお伝えします。
「冷えを改善したい」という理想ではなく、「〇〇までに冷えを改善した!」と言い切ってください。
前者は、「〜したい」という状態が続くので、達成されないまま「〜したい」で終わってしまいます。曖昧な状態でエネルギーが低いです。
外食でメニュー表を見て、「△△食べたいな」と思っても、注文という行動をせずにボーッと待っている状態。いつまで経っても△△は食べられません。
後者は、「〇〇までに〜した!」と期限付きで達成した未来。この表現だと達成するしかなくなってくるので、それを実現するために自然と行動するのです。
夢でもちょっとした願いでも、「〇〇までに〜した!」と言葉や文字にすると、突き進むようになります。行動が全てです。
夢は叶って当たり前。ちょっとした願いも叶って当たり前。あなたが本当に変わりたいなら、行動するだけ。とてもシンプルなんです。
新しいことよりも“今”できること
新しい何かを取り入れることよりも、今できることの方が重要です。
- 豆乳やきのこを買うのは控えてみよう
- 今日お味噌汁作ろう
- 今日の買い物で梅干し買ってみようかな
- 可愛いオーガニックコットンの下着ネットで見てみよう
今できることというのは、これまでの習慣をやめることもです。
- 今ある下着のなかでとりあえず鼠蹊部がゆるいのにしよう
- お肉減らしてみよう
- 洗剤シンプルなものに変えていこう
- 「〜したい」はやめよう
何に依存したり何かにすがるのではなく、あなた自身がどうするかです。
「今日できることはなんですか?」
新しいことよりも、今できることを1つずつやっていきましょう。
体質改善のためにいろいろ実践してるのになかなか冷えが改善されない…