無理なくできる【冷え対策】10選|温活

体質改善のためにいろいろ実践してるのになかなか冷えが改善されない…

女性の大敵、冷え。冷えは万病のもとと言われ、特に女性は「からだを冷やしてはいけないよ」と言われてきました。

【冷え性チェックリスト】

  • 腰が冷たい
  • 手足が冷たい
  • 頭痛・肩こり・腰痛
  • 月経痛
  • イライラしやすい・疲れやすい

これらに該当する方は冷え性です。

この記事では、冷えの仕組みについて簡単に解説し、その後具体的な実践法を10個シェアします♩

「温活に挑戦したい」「生理を楽にしたい」「妊娠を望んでいる」「手足の冷たさに眠れない」「色々試してはみたけど改善されない」そんな方におすすめの記事となっています!

「セルフケアとして簡単に実践できるものを探している」という方にぜひ知っていただきたい内容です。

なぜ冷える?

私たち人間の体温は、全身に流れる血液が温かいことで保たれています。

冷えは血行の悪さが大きく影響しています。冷えの仕組みを見ていきましょう。

血液の流れを調節しているのは自律神経。

ということは、自律神経が乱れると血行が悪くなるということ。
血行が悪くなると、温かい血液が全身に行き届かず身体が冷えてしまうのです。

自律神経が乱れているため心のバランスも崩れており、疲れやイライラといった心の負担を背負っています。

また、冷えている人に共通しているのが貧血です。

身体を温めるために必要な血液が少ないと、全身に行き届かず冷えてしまいます。

女性は初潮から毎月生理で出血しているため、そもそも貧血になりやすいです。
特に過多月経の人は、とっても身体が冷えています。

冷える理由をまとめると↓

血液量が減ることで内臓が冷え、機能低下に繋がり、血をつくる機能も低下。
貧血から脱出しないと冷えは治らないため、まさに負の連鎖。

もちろん貧血だけが原因ではありません。

たとえば、運動不足だと筋肉量が少なくなりますよね。
そうすると基礎代謝が落ちます。代謝が悪いということは血流も良くないということです。

原因はいろいろあるんだね〜!

冷えを改善するために必要なこと

外的アプローチはご存知のとおりです。

  • 首、足首、手首を温める
  • レッグウォーマーを履く
  • 湯たんぽの使用
  • 湯船で温める

などなど。

しかし冷えの原因から考えると、外的アプローチは応急処置だと気づきませんか?

外的アプローチにとらわれてしまう女性が多い。でも改善されてないよね。

自律神経の乱れ、貧血、運動不足…これらを一言でまとめると「毎日の生活」

そもそも自分で発熱できるはずです。

毎日の生活を見ていただいて、内側からのアプローチを実践していきましょう!
これは根本解決につながります。

  • 血をつくる
  • 血行を良くする
  • 自律神経を整える
  • 感情をケアする
  • 適度な運動
  • 休む

原因と解決のための考え方がわかったところで、具体的なセルフケアを学んでいきましょう♩

今日からできる【食事編】

1.塩分と米を意識した食事

日本では昔から、米・水・塩を神様にお供えしていますよね。

これらは日本人にとって必要な3つなのです。

体温は米と塩気で高くなります。

  1. 身体が温まることで内臓の機能が上がる
  2. 良い血液がつくられる
  3. 胃腸の働きも活発になる
  4. 身体が活性化する

平安時代に病が流行り、人々がバタバタと命を落としていったとき、梅干しを食べていた人たちは無事だった。そんな歴史があるよ。

「塩梅」とはまさに、「塩気足りてるの?」ということ。

日本の食文化は素晴らしいです。
私はほぼ毎日、梅干し・味噌汁・ご飯が基本。あとはちょっとしたおかず。

長くなるため詳しくは書きませんが、味噌汁はとても優れています!

特に女性には毎日飲んで欲しいです。味噌汁にお野菜をたくさん入れてしまえば、それだけで立派な一品です。お料理のハードルを下げていこうね。

「減塩〇〇」という商品がありますが、塩を悪者にするのはやめましょう。

減塩が注目されるようになったのは、日本で食の欧米化が進んだ後です。

もともと日本食は塩分が高いですが、昔は高血圧の人なんていませんでした。問題なかったのです。

しかし、塩分が高い和食に肉が加わったことで、塩分を取り過ぎてしまい、高血圧の人が増えていきました。

本来の日本らしい玄米菜食のような和食で塩分を恐れることはありません。

私たちの身体は千差万別。合う合わないもあるので、理屈で押し進めるのではなく検証してみてくださいね。体感を大事にしてください!

私は菜食がベースで肉をたまにしか食べないので、塩気のあるものをよく食べます。
私には合っているようで、とっても身体が軽くなりました。

2.ナス科・果物は時々にしよう

身体が冷えていたり、貧血の人は特に、果物・生野菜・ナス科は積極的に食べなくても大丈夫。

ストレスに感じるほど気にすることはありません。頭の片隅に入れておいてね。

「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがあります。
「ナスを妊婦さんが食べると身体が冷えて流産する」と昔の人は教えられてきました。

ナス科の野菜:じゃがいも・ピーマン・トマト・ナスなど

夏野菜は、夏に食べるのはOK!

火照った体を冷やしてくれるからね。

でも積極的に食べる必要はないかなと思います。

果物は「果てる物」と漢字で表します。漢字には意味があるのです。

果物は体の中の塩分を脱いてしまい、貧血・冷えが悪化します。

身体が冷えているというのは、身体の中心であるお腹が冷えているということ。
つまり子宮も、膣もキンキンに冷たいです。

不感・不妊・性交痛・生理痛などが起こって当然です。

外側から身体を温める努力をしたって、食べる物で私たちの身体はつくられているので、口から入れるものを変える方が効果があるのです。

酸味のある果物はまだ大丈夫。避けた方がいいのは、酸味がないものや、本来あるはずの種がなくなり糖度が高い果物。

だけど、旬のものや食べたいときは気にせず楽しんでね。

3.大豆製品は食べ方を工夫して

「イソフラボンは女性ホルモンに似ているから女性は意識して摂ろう!」

確かに女性ホルモンに似た働きをするのですが、良いことばかりではありません。

夏に冷や奴を食べますよね。
豆腐は「熱をとる」に最適なうえに即効性があります。

大豆は栄養価が高いですが、身体を猛烈に冷やします。

「湯豆腐にすれば良いの?」と思ったりもしますが、豆腐であることに変わりないので冷えます。

昔の人は感覚としてわかっていたので、食べ物の組み合わせで工夫していました。

冷や奴にはネギや生姜などの薬味がのっていますよね。
それに限らず、身体を冷やす食べ物は必ず温めるものと組み合わせて食べていたのです。

大豆は発酵させたものを食べるのがベスト。だから味噌や醤油は大丈夫。

納豆については食べすぎるのも微妙。確かに発酵したものだけど、現代の納豆の多くは藁でつくった天然の納豆菌ではないからです。

4.冷え性ならきのこは避ける

「食物繊維が豊富でカロリーも低いしダイエットに最高」と女性に人気です。私もきのこ類大好きです!

ただ多くのきのこは菌床栽培と言って、栄養剤やホルモン剤を使って育てます。

ジメジメとした環境で人工栽培。

陰陽の話で言えば、かなり陰性が強い。陰性が強い食品は身体を傷め、体温は下がるばかりです。

雪音

いろいろ書きましたが気にしすぎることはありません。
わたしが伝えたいのは、「世の中で良いと言われているものが本当に良いのか」自分自身で知ることです。
どの視点でみた良さなのか?視野を広げて考えてみてくださいね。

少し準備が必要!温活

5.おまたカイロ

ミニサイズのカイロとハンカチ等があればできます。カイロをハンカチで包み、下着とズボンの間に挟みます。

たったこれだけなので、準備さえできたらとっても簡単です。

おまたカイロの魅力は、冷えた膣を直接温められること。
膣を温めることで下腹部周辺に向かう血液を温めることができ、全身が温まるのです。

生理のとき、下腹部が温まると痛みが落ち着いた経験ありませんか?

温かいことは大事ですね。

身体が冷えている人はおまたカイロが心地よく感じます。
逆に冷えていない人はおまたカイロをすると熱く感じます。

理想は、おまたカイロがなくても身体が温かいこと。食事などの生活習慣とセルフケアで改善していきます。

6.生理用品を変える

どんな生理用品を使用していますか?

たとえばタンポン。これは生理痛の原因となります。

排泄されるはずの経血を出口で食い止める蓋をします。しかし絶えず経血は出ています。それを排出しようと、子宮が一生懸命収縮するのです。生理痛は子宮の収縮。

経血量が少なかったり、終わりかけだったり、こまめに変えられるならまだOK。

けれど、タンポンをするのは長時間つけたいときや量が多くて漏れが気になる人ですよね。
海に行くときは仕方ないとして、基本的には避けたい生理用品です。

紙ナプキンはどうでしょうか?

身体を冷やす特徴があります。

紙ナプキンには吸収ポリマーというものが使われており、それが経血を吸収してくれています。その経血を吸ったあと冷えてしまうため、紙ナプキンは保冷剤のようになってしまいます。

またこのポリマーは、生理のにおいの原因でもあります。

経皮毒の観点からも、性器の吸収率はものすごく高いため、人工的な化学物質を当てるのはオススメできません。

100%コットンの紙ナプキンならまだ良いですが、農薬で育てた綿であれば安心できるものではなくなります。

あーだこーだ言いましたが、そんな理屈は忘れていただいて大丈夫です。笑

布ナプキンがオススメです♩

いろんなメリットがありますが、なにより温かい。ポカポカします。

生理期間じゃなくても、冷え始める夏から秋、寒い冬の間は毎日つけていたいほど。
ほんっっっとうにオススメです。

意外と紙ナプキンのときと持ち物はさほど変わりません。

洗って使うので、長期的に見ると断然お得です。

おすすめはこちら


どんな洗剤や柔軟剤を使っているかも重要です。

オーガニックコットンの布ナプキン等に変えたとしても、人工的な洗剤で洗えばそれは経皮吸収されます。生活をシンプルに変えていくと、より簡単に良くなっていけますよ。

わたしはドテラの日用品を使っています。

生理用品がなかった時代は経血コントロールができていました。その時代の女性が今の生理用品を見たら、きっとオムツにしか見えないでしょう。

便利になった反面、尿漏れの悩みを持つ女性が増えました。老人になったとき、完全にオムツです。

現代は子どもを産む女性が少なく、生理がくる回数が昔の女性よりも多いです。少しでも快適に過ごせるよう、ちょっとしたところから変えてみませんか?

雪音

経血量が多かったり生理痛が酷いと経血コントロールは難しい。わたしはそこを整えてから、経血コントロールができるようになって、生理がびっくりするくらい楽になったよ♩

7.下着を変える

身体を温めるには、循環力をあげることが大切。血行を良くしないとね。

可愛い下着は、鼠蹊部を締め付けるものがほとんど。

黒ずみの原因は下着にもあります。血流が滞り、流れる血液量が減る原因です。

単純に布の面積が少なく、冷えやすいです。

素材もナイロンのツルツル。通気性が悪いのでおりものが増える原因でもあります。

通気性がよく、すっぽりと包み込んでくれる下着がベスト。鼠蹊部が締め付けられないという意味ではボクサータイプもオススメ。綿素材がいちばんです。

わたしが1年以上愛用しているのがこちら↓

とってもよく伸びるので、締め付け感ゼロです。そして心地いい✨


雪音

あまりの心地よさに下着屋さんのテロテロ下着には戻れないよ〜!

自然の力を活かすアプローチ

8.ぽかぽかクリーム

丹田に塗るクリームです。生理トラブルにも◎

9.足裏にオンガード

わたしが愛用して7年目になるドテラのエッセンシャルオイル。ドテラ独自のブレンドオイルがあり、加温作用や抗菌作用などのある植物のブレンドです。

体温が1度上がるだけで、免疫は爆上がりします♡

私たち人間は、毎日物凄い数の癌細胞がつくられています。それでも癌にならないのは免疫が働いてくれているからです。体温が高ければ癌細胞は死んでいきます。

体温が上がることは良いことばかりなので、身体を温める作用を持ったブレンド、オンガードを毎日足裏に塗っています♩

季節の不調の予防にもなります✨

10.バスソルト

シトラス系は、身体を温める作用というよりは循環や排泄を促す作用があります。結果、身体を温めることに繋がります。

新しいことよりも“今”できること

新しい何かを取り入れることよりも、今できることの方が重要です。

  • 豆乳やきのこを買うのは控えてみよう
  • 今日お味噌汁作ろう
  • 今日の買い物で梅干し買ってみようかな
  • 可愛いオーガニックコットンの下着ネットで見てみよう

今できることというのは、これまでの習慣をやめることもです。

  • 今ある下着のなかでとりあえず鼠蹊部がゆるいのにしよう
  • お肉減らしてみよう
  • 洗剤シンプルなものに変えていこう
  • 「〜したい」はやめよう

何に依存したり何かにすがるのではなく、あなた自身がどうするかです。

今日できることはなんですか?

新しいことよりも、今できることを1つずつやっていきましょう。

ぜひ試してみてください✨