「不調は病院に行って薬を飲めば治る」って本当?

前回は自然な対処を取り入れた理由についてシェアさせていただきました。

いやいやでもね?薬飲んで熱下がったけど?

そうそう!風邪引いて病院に行って薬飲んでたら治るし

たしかに、日本では薬が主流なので多くの方が同じように感じていると思います。

また、体調を崩したときに親さんなどから「病院に行きなさい」と言われてきた人がほとんどですよね。そういった子どもの頃からの習慣で、「不調は病院で治るもの」というなんとなくの方程式が出来上がっているのだと思います。

しかし、「薬とは何か?」と尋ねられたときハッキリと答えられますか?
きっと多くの人が答えられません。日本人の多くが信頼している薬のことを、日本人がよく知らない状況ってどういうことでしょうか。

  • 薬は何からつくられているのか
  • 薬の歴史
  • 薬の目的・できること
  • 本来の薬

この記事でこれらをシェアしていきます。

薬は何からできている?

薬は石油からつくられています。
植物の化学構造を真似して石油からつくったものが現代の薬です。

植物の化学構造を真似する理由は、植物が本来の薬だからです。植物は根本的に対処ができるからです。

知らなかった…でも真似たってことは一緒なんでしょ?

一緒ではありません。化学構造を真似たとは言え所詮石油です。薬としての作用はありますが、植物と同じ恩恵を受け取れることはなく、さらには副作用という代償を背負います。

また、添加物は8〜9割近くが身体に溜まります。自然なものは身体に溜まらず排出されますが、石油由来のものは、身体に残って溜まっていくのです。

薬の歴史

現代を生きる人たちにとって、特に日本人にとって、薬は身近で当たり前です。しかし薬の歴史はまだ浅く、100年ほど前までは自然療法が主流でした。

薬が普及する前は薬草などの生薬が主流でした。薬には副作用がありますが、自然の力は身体の機能を妨げません。

たったの100年です。歴史がないから薬が危ないということではありません。薬で救えるようになった命もあるかと思います。

呼吸困難や盲腸等の緊急事態・骨折等の大怪我では、医療や薬が必要です。
強制的に気道を広げることは、薬でないとできません。開腹するのも医者がいないとできません。

しかし、世界中で自然療法が主流だったのにも関わらず、たったの100年で代替医療という名の西洋医学をここまで浸透させた戦略はすごいですよね。

えっ何?戦略…?

よっぽど儲かr…脱線しちゃうので続きはこちらで。

薬でできること

薬でできることは一時的対処です。治せません。治りません。

いやいや!痛み止め飲んだら頭痛治るし!頓服飲んだら熱下がるし!

痛み止めという名前の通り、痛みを止めるものです。解熱鎮痛剤で熱を下げることはできても、身体はしんどいですよね。薬は不調という症状に対処しています。

「風邪が治った」と思っているのは実は勘違いで、薬を飲んでいるうちにあなたの身体が治しただけです。

一時的対処だとわかって使うのであれば問題ありません。

「薬を飲むな」「薬は怖い」と言いたいのではなく、薬で治ると思い込み、薬に依存していること、医者や薬に健康を任せようという思考が問題なんです。

そういった思い込みを生んでいる悪い人たちがいるせいですが。

本来の薬

日本の漢字は、よく考えてつくられています。

薬という漢字は、くさかんむり+楽ですね。つまり、「薬=植物で楽になる」ということ。
自然にはそれだけの力があります。

本来の薬は自然なものでした。それなのに現代では、石油由来の人工的なものを薬と呼ぶのです。自然なものでもない上に一時的対処しかできないのに、薬として置き換えられています。

薬事法がなぜあるのでしょうか?
薬で治らないのに「薬が効く」とは言えて、自然なもので治るのに「植物で治る」とは言えない。

薬事法は必要だとしても、薬について知らない人が多すぎます。私たちは薬についてちゃんと教えてもらっていません。知らされていません。「薬で治る」という刷り込みがされています。

また、この世に風邪薬は存在しません。風邪のときに処方されるのは、鼻水止め・痛み止めといった、症状に対処する薬ですよね。
薬で熱や鼻水を止められると、逆に治るまでの時間がかかります。なぜなら身体は意味があって熱や鼻水を出しているからです。

ウイルス感染というのはきっかけに過ぎず、免疫低下が原因です。それならウイルスをやっつけて免疫を上げることが、身体の要求に応えることになり治ります。
しかし残念ながらそれができる薬は存在しません。けれど、自然なものでは可能なのです。

なぜこういった事実・情報が、私たちに届かないのでしょう?
私たちが自然療法に戻ると儲からない、困る人たちがいるんです。

本来の在り方に戻る

「自然派だー!」
「宗教だー!」
「反医療だー!」
世の中には分断を生みたがる人もいます。自分たちが信じてきたことを覆されると、自分を否定されたと感じて相手を攻撃するのです。…という心理学があります。

わたしは、そういった人たちが言う反医療だとか自然派だとか大袈裟なことではなく、もっとシンプルに考えています。

「本来の在り方に戻る」
これに尽きます。

不自然なものが増え過ぎたんです。だから病気が増えている。昔は癌・突然死・不妊なんてありませんでした。

自然の力を活かしたアプローチの歴史はもう何千年という長さ。昔の人たちは感覚として本能的にわかっていたんです。

わたしが自然なものとして取り入れてたのはエッセンシャルオイルです。エッセンシャルオイルは人類初の薬でした。歴史は長く、大昔から貴重な自然の恵みとして利用されてきました。

ただ、無添加・無農薬・超自然に寄り添った暮らしは現代では難しいです。楽しく生きることを第一にしながらも、本来の在り方を学び、取り入れながら生活しています。