発達障害に薬は必要?私たちが選んだ“もうひとつの選択肢”

    お世話になっております、雪音です🌷

    「薬を毎日飲ませて大丈夫なのかな?」
    「反対派の意見もあるし、どうしたらいいのかわからない…」

    そんなふうに悩んでいる方は多いと思います。

    私は薬を否定しません。
    必要な場面で医療に頼ることはとても大切です。

    ただ、私自身の経験から、「薬だけ」ではないということを知りました。

    私の夫は、自閉症スペクトラム。弟はADHDに学習障害。
    障害者支援施設で働いた経験や、発達障害の子どもたちの家庭教師をしてきた経験もあります。

    そして、夫がどん底の状態だったとき、私がとった「選択の変化」によって、今の穏やかな暮らしが実現しました。

    薬ではなく「暮らしのチョイス」を変えたら

    大学時代、夫はプレッシャーや孤独感から心が大きく落ち込み、過呼吸や自傷、パニックに苦しみました。

    医療にも頼り、薬も処方されましたが、それだけでは大きな改善にはつながりませんでした。

    そこから私は、「毎日の暮らしの中でどうストレスを減らすか」という視点で考えるようになりました。

    例えば…

    • 香りを使って気持ちを切り替える
    • 日常のリズムを整える
    • 小さな“できた”を積み重ねて自信に変える

    そんな小さな工夫の積み重ねが、夫を大きく変えていきました。

    夫に起きた変化

    • 気持ちを言葉で表せるようになった
    • 自分で対処できる安心感がついた
    • 他人に頼れるようになった
    • パニックになっても早く戻れるようになった
    • 笑顔が増え、顔つきまで変わった

    彼は、就職をせずともエンジニアとして依頼をいただき、家族を支えるパパになりました。

    そして私自身も「支える側」としての負担から解放され、安心して暮らせるようになりました。

    私たちを助けてくれたもの

    大きかったのは「香り」との出会いです。

    エッセンシャルオイルは脳にダイレクトに届き、考えるより先に“感じる”ことを助けてくれます。

    • 緊張で呼吸が浅いとき、香りでスッと深呼吸できる
    • 不安でいっぱいの朝も、香りを吸い込むと気持ちが落ち着く
    • 勉強や仕事の前に集中スイッチを入れられる

    薬ではできない、「日々のストレスから守る」「本来の力を発揮できる環境を整える」ということを叶えてくれました。

    薬を避けたかったわけではないんです。

    ただ、私の理想を叶えるには、「暮らし」が大事だと思ったんですよね。

    今の私からお伝えしたいこと

    もし、あのとき薬だけに頼り続けていたら、今の私たちはなかったと思います。

    息子も生まれていなかったかも。
    子どもを望む余裕がなかったと思います。

    だからこそ、「選択肢を持つ」大切さをお伝えしたいのです。

    これまでの体験と知識をまとめて、『サポートハンドブック』 を作りました。

    夫との実体験、支援現場での学び、そして7年間の暮らしの積み重ねをすべて注いだ、集大成。

    まだまだ学びもたくさんで、成長過程。
    それでも、過去の苦しんでいた私たちが欲しかった内容がすべて詰まっています。

    薬を否定するのではなく、選択肢をひとつ増やす。

    そんなチョイスが、暮らしをラクにしてくれるかもしれません。